「あれ、チップがない……」
米テスラ(Tesla)の電気自動車(EV)「モデル3」の分解を進めていたメンバーが声を上げた(分解記事の一覧)。その手には、運転支援機能「オートパイロット(Autopilot)」の中核センサーである3眼カメラがあった(図1、2)。
Teslaは、前方監視カメラモジュールの常識を破った。モデル3のカメラには、3組のCMOSイメージセンサーとレンズしかなかったのである。
日産やBMWはMobileyeを採用
車両前方の状況を把握するカメラは通常、CMOSイメージセンサーと画像処理チップを1つのモジュールに内蔵している。CMOSイメージセンサーで取得したデータをモジュール内のチップで処理し、分析した結果のみを外部のADAS(先進運転支援システム)用ECU(電子制御ユニット)に伝える。
Teslaの他に、3眼カメラを積極的に採用するのが日産自動車とドイツBMWである。両社が採用する3眼カメラモジュールはドイツZF製で、3個のCMOSイメージセンサーと1個の画像処理チップを内蔵する(図3、4)。画像処理チップはイスラエル・モービルアイ(Mobileye)の最新版「EyeQ4」だ。
車載向けの3眼カメラを量産している部品メーカーは、今のところZF以外にない。普通に考えれば、TeslaもMobileyeのEyeQ4を内蔵したカメラを選ぶことになる。だが、TeslaとMobileye間には遺恨が存在する。
この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!
日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら
"Tesla" - Google ニュース
December 09, 2019 at 03:00AM
https://ift.tt/33YeENb
まさかの“画像処理チップレス”に、テスラ「モデル3」の3眼カメラ - 日経xTECH
"Tesla" - Google ニュース
https://ift.tt/2Qq6dY3
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "まさかの“画像処理チップレス”に、テスラ「モデル3」の3眼カメラ - 日経xTECH"
Post a Comment