[29日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA.O)が29日発表した第4・四半期決算は、納車台数が過去最高水準に達し、2四半期連続で黒字を確保した。同社はまた、2020年に50万台以上を納車するとの見通しを示した。
株価は米市場引け後の時間外取引で13%高の654ドルと、初めて600ドルの大台に乗せた。
生産が拡大するなか、今年の納車台数は50万台を「優に超える」見通しとした。昨年は36万7500台だった。
株価は、予想外の黒字だった第3・四半期決算以降、2倍以上になっている。
テスラはまた、欧州と中国での好調な販売を背景に、期末時点の現金保有額が63億ドルになったと明らかにした。
ドイツで計画する欧州初の工場の建設や新たな上海工場での生産台数引き上げに手持ち資金を活用するとみられる。これ以外にも、電動トラック「セミ」、電動ピックアップトラックなどの新たな試みに投資している。(グラフィック:tmsnrt.rs/38QgeU6)
第4・四半期の営業費用は1%弱増え、10億3000万ドルとなった。
株主帰属の純利益は1億0500万ドル(1株当たり0.56ドル)と、前年同期の1億4000万ドル(0.78ドル)から減少。
調整後の1株利益は2.06ドルと、リフィニティブ/IBESがまとめたアナリスト予想の1.72ドルを上回った。
売上高は73億8000万ドルと、前年同期の72億3000万ドルから増え、アナリスト予想の70億2000万ドルも上回った。
同社は、上海工場は予定通り稼働しているとしたうえで、中国での強い需要を受けて量産車「モデル3」の生産台数を引き上げる計画を明らかにした。
また、米カリフォルニア州で今月、生産を開始したEVのクロスオーバー車「モデルY」について、モデル3と同水準の生産能力を確保する見通しとした。
費用の効率化や生産拡大によって、将来的には業界最高水準の営業利益率を達成すると予想。第4・四半期の同比率は4.9%だった。
ロス・キャピタル・パートナーズのアナリスト、クレイグ・アーウィン氏はリポートで、テスラがカリフォルニア州の工場でモデルYの生産を既に開始したという点が決算発表文で最も目を引いたと指摘。「計画の後ずれが常態化していた同社にとって、これは大きな改善点だ」とした。
一方、同社が四半期決算で黒字を計上したのは、2010年に株式上場し決算の公表を開始してからまだ5回目で、投資家の多くはテスラが今後、安定的な利益やキャッシュフローを生み出せるかについて懐疑的なままだ。
自動車業界で注目度が高い1台当たり利益でも、同社は競合する高級車メーカーに見劣りしている。(グラフィック:tmsnrt.rs/311gEEr)
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January 30, 2020 at 05:55AM
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米テスラ第4四半期も黒字確保、20年は50万台超納車へ 株価急騰 - ロイター (Reuters Japan)
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