イーロン・マスク氏率いる米 テスラがドイツで計画している電気自動車工場の建設が、法的問題に突き当たった。現地裁判所が、同工場のためのベルリン近郊の森林伐採は直ちに中止しなくてはならないとの判断を下した。裁判所は環境団体が訴えた内容を審理しており、数日中に最終判断を下すとしている。
ベルリン・ブランデンブルク上級行政裁判所は、下級裁判所による環境団体グルーエン・リーガ・ブランデンブルクへの不利な判決を覆し、テスラ新工場の建設作業に対し差し止め命令を出した。同団体はテスラによる工場周辺の森林伐採を阻止するよう訴えている。
今回の差し止め命令は、2021年半ばから工場を稼働させるというテスラの野心的なスケジュールを脅かすものだ。同工場が稼働すれば年間生産台数は最大50万台に上り、1万2000人の雇用を生み出す可能性があるなど、 フォルクスワーゲン(VW)やダイムラー、 BMWにとっては深刻な脅威となる。
原題:
Tesla Berlin Factory Preparation Delayed by German Court (1)(抜粋)
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February 17, 2020 at 07:31AM
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テスラの独工場建設計画、裁判所が差し止め命令-環境団体の訴えで - ブルームバーグ
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