マスクを生産するクリーンルーム
パナソニック（大阪）は８日、業務用映像機器を手掛ける岡山工場（岡山市東区東平島）で生産を始めたマスクの出荷式を開いた。新型コロナウイルス対策で国内のグループ従業員約１０万人に配るほか、社会貢献として医療現場にも無償で提供する。
マスクは白い無地で、ポリプロピレンなど国産不織布の３枚重ね。工場内のクリーンルームに空きスペースがあることから、不織布の切断や耳ひもの取り付け、殺菌などの設備を導入した。５月２５日に生産を始め、７月から３交代制でフル稼働に移行。月５００万枚を量産する。一部は医療従事者に寄贈する。
出荷式には結城修常務や芝高誠二工場長ら約５０人が出席。結城常務はあいさつで「社会の役に立てるスタート地点に立てた。従業員や家族、医療関係者の後は、一般の顧客にも貢献できないかと検討している」と述べた。
同工場は放送局や映画制作会社が使うプロ用カメラが主力。従業員約３２０人。
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June 08, 2020 at 06:26PM
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パナ岡山工場でマスク初出荷 従業員向け 医療用にも無償提供へ：山陽新聞デジタル｜さんデジ - 山陽新聞
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