米Googleは9月30日(現地時間)、オンライン製品発表イベント「Launch Night In」を開催し、テレビに接続して使う映像ストリーミング端末「Chromecast for Google TV」を発表した。米国では同日、49.99ドル(約5300円)で発売した。日本でも提供を予定しているという(発売時期と価格は不明)。
同社が映像ストリーミング端末を出すのは2016年の「Chromecast Ultra」以来だ。本体はこれまでの円形ではなく楕円になり、米Amazon.comが先日発表した「Fire TV Stick」同様に、リモコンが付いた。
Chromecast Ultra同様、4K、HDR、Dolby Vision対応で、約20ドル安い。色はSnow(白)、Sky(青)、Sunrise(オレンジ)の3色。
モデル名の「for Google TV」にある「Google TV」は、米Appleの「Apple TV」やAmazonの「Fire TV」に相当するテレビ向けプラットフォームサービスで、2010年に立ち上げ、その後「Android TV」に統合されたサービスが復活したような形だ。
リモコンでGoogle TVの画面を操作し、YouTubeとYouTube TVはもちろん、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Huluの番組も(それぞれのサービスに加入していれば)Google TVから再生可能だ。
リモコンにはYouTubeとNetflixの専用ボタンがあり、これでそれぞれの画面を直接起動できる。「Googleアシスタント」ボタンもあり、音声でコンテンツを検索したり、同じWi-Fiネットワークにあるスマートホーム製品をコントロールすることもできる。
Google TVは、米国では上記のアプリの他、HBO Max、Peacock1、Rakuten Vikiにも対応。さらに、2021年前半にはGoogleのゲームストリームサービス「Stadia」もサポートする予定だ。
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