江戸川区の町工場が技術を結集して作り上げた消毒液スタンドが、活躍の場を広げている。区役所や区民施設に続き、区内の各小学校でも使われることになった。学校は避難所の機能もあり、災害時の感染防止にも役立ちそうだ。
消毒液スタンドは、足元のペダルを踏んで使う。「ボトルに触れたくない」という利用者の言葉をヒントに金物加工などを本業とする区内の四社が共同開発した。完成品は一万三千五百円(税別)で販売している。四社が加盟する東小松川工場会は「地元の業者として区民の役に立ちたい」と、区に寄贈を申し出た。七月に十台を贈ったのに続き、今回は区立小学校全七十校に一台ずつを寄贈した。
誰もが踏みやすいように、ペダルを水平に対して一〇度の角度に固定し、強く踏んでもバランスが崩れないように支柱の位置を調整した。消毒液のボトルは容器の形を選ばず置くことができる。
工場会の片岡正安会長らが九月三十日、区役所を訪れ、斉藤猛区長に目録を手渡した。片岡会長は感謝状を受け取り、「若い技術者が尽力して製品化してくれた。次の世代にものづくりのよさをアピールする機会にもなれば」と話した。
製作を主導した岩戸ネームプレート工業の北村稔さんも同席し、「これからも地域に貢献できる製品を手掛けていきたい」と語った。 (加藤健太)
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