「阪神3-2ヤクルト」(5日、甲子園球場)
阪神が今季初のサヨナラ勝ちで連敗を止めた。九回2死満塁から山本が押し出し四球を選んで終止符を打った。
2-2の九回、先頭の近本が左前打で出塁。続く中野が犠打で送って1死二塁とした。佐藤輝は申告敬遠で歩かされ大山が打席に入った。しかし大山は三ゴロに終わり、2死一、三塁と状況は変わる。阪神は勝負手の代打・糸井をコールしたが、ヤクルトベンチはまた申告敬遠。2死満塁で山本がしっかりとボールを見極めた。
初回にノーヒットで先制を許すなど苦しい戦いを強いられた阪神。だが五回に佐藤輝がチーム3試合ぶり、21イニングぶりの得点となる中前適時打で1点差に迫ると、ロハスが押し出し四球を選んで試合を振り出しに戻した。
六回からは必死の継投でヤクルト打線を無得点に封じた阪神。リリーフ陣の好投も劇勝へと導いた要因だ。
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