<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子>◇個人第15戦◇21日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)
北京五輪ノーマルヒル金メダリストの小林陵侑(26=土屋ホーム)が2戦連続表彰台に立った。合計276.1点で3位に入った。
今季初優勝を果たした前日20日の個人第14戦に続くトップ3入り。1回目129メートルで11位だったが、2回目にヒルサイズ越えの137.5メートルの大ジャンプで8人抜きして順位を上げた。「2本目すごく自分でも満足できるジャンプが出来たので良かった」と振り返った。
今季は昨年11月5日の開幕戦ビスワ大会での7位以降、1ケタ順位から遠ざかっていたが、帰国後2戦で好調。特にこの日、不利な追い風の中で見せた2回目の好飛躍は「すごく自信になった」とうれしそうだった。
22日が札幌3連戦ラストとなる。「明日もビッグジャンプできるように、会場をわかせられるように、頑張ります」と意気込んでいた。
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