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WBC ドミニカ共和国が1次R敗退 プエルトリコが準々決勝進出 - nhk.or.jp

この試合で最後を締めくくったプエルトリコのエドウィン・ディアス投手が、試合終了直後にグラウンド上でチームメートと輪になって喜んだ際に右ひざを負傷し、車いすでグラウンドをあとにする場面がありました。

ディアス投手は3点をリードした9回にマウンドに上がり、最速160キロのストレートとキレのあるスライダーで、ドミニカ共和国の打線を3者連続三振に抑えてプエルトリコの準々決勝進出に貢献しました。

試合終了直後、ディアス投手はチームメートとグラウンド上で輪になって飛び跳ねながら喜んでいましたが、突然、輪の中心で倒れ込み、自力では立つことができなくなりました。

ディアス投手はそのままチームメートが両肩を抱く形でベンチに戻り、最後は車いすでグラウンドをあとにしましたが、ファンからの拍手に手を挙げて応えていました。

ディアス選手はMRI検査を受けるということで、プエルトリコのモリーナ監督は「けがの程度はまだわからない。彼のように懸命にプレーする選手があのようにグラウンドで倒れる姿を見るのは悲しい」と沈痛な面持ちで話していました。

ディアス投手は大リーグのメッツで昨シーズン、32セーブを挙げる活躍を見せ、オフにリリーフ投手として史上最高額となる5年総額1億200万ドル、日本円でおよそ135億円の大型契約を結んでいました。

けがの程度によっては、およそ2週間後に迫ったシーズン開幕にも影響するだけに、準々決勝を控えたプエルトリコはもちろん、千賀滉大投手も所属するメッツにとっても心配なけがとなりました。

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