苦難経ての勝利に岩政大樹監督「鹿島アントラーズの伝統がここにあった」 ｜ Jリーグ - Goal.com

【Jリーグ（J1）最新情報】明治安田生命J1リーグでは4月23日に第9節が開催。デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟と鹿島アントラーズが対戦した。

鹿島アントラーズを率いる岩政大樹監督が、勝利の喜びを口にしている。アルビレックス新潟戦後のフラッシュインタビューに応じた。

鹿島は23日、明治安田生命J1リーグ第9節で新潟と対戦して2-0で勝利。早々の3分に鈴木優磨が頭で先制点を奪うと、26分には今季初めてリーグ戦の先発に抜擢された垣田裕暉が鹿島での初得点を沈めた。

6試合ぶりの白星によって連敗を「4」で止めた鹿島。試合内容としても攻撃的なチームである新潟にそれほど多くのチャンスを作らせず、クリーンシートも5試合ぶりとなった。

試合後、勝利の感想を問われた岩政監督は「どうですかね。長かったですから。選手はよくやってくれました」と選手たちを称えた。

「点を取ることもそうですし、守備も自分たちで想定してくれた戦いを90分続けてくれて素晴らしかったです。（勝因は）選手たちのメンタリティとサポーターの皆さんのメンタリティじゃないですか。鹿島が持つ伝統がここにあったということだと思います」

また、近頃は終盤に失点を喫してしまうことも多く、無失点で試合を終えられたことも大きな意味を持つと感じているようだ。

「色んな分析をしていて、終わらせ方がすべて悪かったわけではないですが、ああいう失点が続いてしまうとデリケートになってしまうところがあって。今日は最後に（昌子）源が出て、彼にとっても復帰して初勝利ですし、色んな面でやっと一歩が出たかなと思います」

そして、次戦に向けては「支えてくれたサポーターの皆さんのために勝ちたいと思います」と意気込んだ岩政監督。常にタイトルが求められてきたクラブは、ここから巻き返していくことができるのだろうか。

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