アルカラスがトップシードとして臨む初のグランドスラム大会を勝利でスタート [フレンチ・オープン] | テニスマガジンONLINE｜tennismagazine.jp - テニスマガジン

　今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月28日～6月11日／クレーコート）の男子シングルス1回戦で第1シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が予選勝者のファビオ・コボッリ（イタリア）を6-0 6-2 7-5で下し、トップシードとして臨む初のグランドスラム大会を勝利でスタートした。試合時間は1時間57分。

　ロラン・ギャロスに4年連続出場（2020年の予選敗退を含む）となる20歳のアルカラスは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。そのときは4試合を勝ち抜いたあと、準々決勝でアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）に4-6 4-6 6-4 6-7(7)で敗れていた。

　ケガでオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）を欠場したアルカラスは2月からシーズンを開始したあと3月のインディアンウェルズ（ATP1000／ハードコート）と5月のマドリッド（ATP1000／クレーコート）のATPマスターズ1000大会を含む4勝を挙げ、30勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

　アルカラスは次のラウンドで、クリストファー・オコネル（オーストラリア）を6-0 6-2 6-4で破って勝ち上がった日本のダニエル太郎（エイブル）と対戦する。

　そのほかの試合では第8シードのヤニク・シナー（イタリア）、第12シードのフランシス・ティアフォー（アメリカ）、第15シードのボルナ・チョリッチ（クロアチア）、第29シードのアレハンドロ・ダビドビッチフォキナ（スペイン）、イリ・ラフェチュカ（チェコ）、ペドロ・カチン（アルゼンチン）、ジャン・ジージェン（中国）、マルコス・ギロン（アメリカ）、ダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）、ルカ・バンアッシュ（フランス）、スタン・ワウリンカ（スイス）が2回戦に駒を進めた。

　前哨戦のマドリッドで準優勝を飾った第21シードのヤンレナード・ストルフ（ドイツ）はラフェチュカに5-7 6-1 3-6 6-3 1-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

男子シングルス1回戦｜主な試合結果

○1カルロス・アルカラス（スペイン）[1] 6-0 6-2 7-5 ●2ファビオ・コボッリ（イタリア）[Q]

○37ルカ・バンアッシュ（フランス）6-1 6-1 6-3 ●38マルコ・チェッキナート（イタリア）

○40アレハンドロ・ダビドビッチフォキナ（スペイン）[29] 6-1 4-6 6-3 6-3 ●39アルトゥール・フィス（フランス）[WC]

○53スタン・ワウリンカ（スイス）7-6(5) 6-4 6-7(2) 1-6 6-4 ●54アルベルト・ラモスビノラス（スペイン）

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○86マルコス・ギロン（アメリカ）6-0 6-2 1-6 6-1 ●85ハマド・メジェドビッチ（セルビア）[Q]

○87イリ・ラフェチュカ（チェコ）7-5 1-6 6-3 3-6 6-1 ●88ヤンレナード・ストルフ（ドイツ）[21]

○91ジャン・ジージェン（中国）6-1 4-1 Ret. ●92ドゥサン・ラヨビッチ（セルビア）

○97ヤニク・シナー（イタリア）[8] 6-1 6-4 6-1 ●98アレクサンドル・ミュレー（フランス）