トッテナム加入が決定したマディソン [写真]=Getty Images
トッテナムは28日、レスターからイングランド代表MFジェームズ・マディソンが完全移籍で加入することを発表した。
レスターの背番号10が新天地を求めることとなった。かねてよりビッグクラブからの関心が報じられていたマディソンについては、今年1月のマーケットでも移籍が報じられたが、当時はレスターがオファーに耳を傾けなかった。だが、クラブは2022-23シーズンのプレミアリーグを18位でフィニッシュし、新シーズンは10年ぶりにチャンピオンシップ(イングランド2部)での戦いに身を置くことが決定。現行契約が2024年夏までだったマディソンを今夏のマーケットで売却する方針を固めていた。
このような状況のなか、トッテナムとニューカッスルが獲得に名乗りを上げた。マディソン争奪戦は一時ニューカッスル優勢と見られていたものの、最終的にはトッテナムが制する形に。契約年数は2028年夏までの5年間と発表。イギリスメディア『BBC』によると、移籍金4000万ポンド(約73億円)を支払うことで両クラブは合意に達したようだ。
マディソンは1996年11月23日生まれの現在26歳。コヴェントリーのアカデミー出身で、同クラブでトップチームデビューを飾った。2016年冬にはノリッジへ完全移籍。古巣であるコヴェントリー、アバディーンへのレンタル移籍を経てチームの中心選手に上り詰めると、2018年夏にはレスターへの完全移籍が決定した。レスターでは加入と同時に背番号10を託され、5シーズンにわたって中心選手として活躍。公式戦通算203試合の出場で55ゴール41アシストを記録した。
また、2018年10月にはイングランド代表に初招集。2019年11月にEURO2020予選のモンテネグロ代表戦でデビューを飾ると、その後は長らく代表から遠ざかったが、昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022で電撃復帰を果たした。ここまで国際Aマッチ通算で3試合に出場している。
2023-24シーズンより、トッテナムは新指揮官にアンジェ・ポステコグルー監督の就任が決まっている。これまでに横浜F・マリノスやセルティックなどを率いた“アタッキング・フットボール”の標榜者にとって、マディソンは今夏待望の攻撃的選手の獲得だ。クラブはすでにエンポリからイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオの獲得を発表している。加えて、これまでレンタル移籍という形でプレーしていたスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ、スペイン代表DFペドロ・ポーロの完全移籍加入も決定。マディソンは今夏4人目の補強として、“スパーズ”に加わることとなった。
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