
森保監督と田嶋会長(2018年 代表監督就任会見時)[写真]=Getty Images
日本代表は2日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗戦した。試合後に日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長がメディア取材に応じた。
準々決勝のイラン戦を終えて、田嶋会長は「残念ながらこういう結果になってしまいましたが、ロジカルに後半はイランの方がよかったと思います。それがそのまま、最後の慌てたPKにつながってしまった。誰が悪いとかではなく、チーム全体として押されていたというのが、試合結果につながったと思います」と、試合を総括した。
第二次森保ジャパンでは、FIFAワールドカップ優勝を目標に掲げていたが、今回のアジアカップではベスト8敗退に終わった。森保監督の進退について質問が及ぶと、田嶋会長は「それについては全く考えていません」と、続投を明言。「我々がドイツに勝ったり、スペインに勝ったりするのと同じようなことがアジアでも起こるということだと思います。そういう意味では、逆に引き締めるチャンスにしたいです」とコメントした。
また、大会途中で伊東純也がチームを離れることになった影響については、「みんなプロフェッショナルで、いろいろなことが起こってもそれに対応するのが選手たちで、そのレベルにある選手たちだと思っています」と、結果に影響していないとの考えを示し、「私たちも議論したなかで、二転したというよりも、しっかりと情報を集めて調査した結果がああいう形になったということです。みんなが受け止めて、選手たちも本人も、納得していると思います」と説明した。
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