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米国電気自動車メーカーのテスラはドイツの自然保護区に隣接した工場建設を予定している。建設予定地はドイツのグリュンハイデ。ブルームバーグが同市長の話をもとに報じている。
現段階では、工場予定地である森林を金属探知機をもった労働者が下処理作業をし、第二次世界大戦時代から残存している可能性がある弾薬などを探索している。その作業が終われば重機が導入され、工場敷地の木が伐採される。テスラ社は伐採したものに代わる新たな木を植え、生態系を保護する義務を負う。建設地から狼を追い払い、コウモリやトカゲ、蛇を他の場所に移さなければならない。
欧州でも大手自動車メーカーにテスラが与える脅威
この新工場はテスラにとって初の欧州工場となる。現在同社は米国内と、1月に稼働開始した中国に製造拠点を持っている。この欧州工場は新たに1万2千人の雇用を確保し、年50万台の生産能力を持つ。敷地面積はサッカーコート200面に相当する。操業開始は2021年予定。これによりフォルクスワーゲン、BMW、メルセデスベンツなどドイツ大手の自動車メーカーに新たな脅威が生まれる。上記ドイツ3社の2019年の出荷台数は過去25年で最低だった。
グリュンハイデには20年前にBMW工場建設の話があったが、同社は最終的にライプツィヒに建設した。今回イーロン・マスク氏率いるテスラ社が同市行政に工場建設案を持ち込んだ際、前回の逃した利益が記憶にあるグリュンハイデ側は即座に提案を受け入れたという。
テスラの業績は順調か
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January 18, 2020 at 06:57PM
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テスラ、ドイツ自然保護区に工場建設 – 同社欧州初工場 - Sputnik 日本
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