韓国の大手自動車メーカー「ヒョンデ（現代）自動車」は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国から部品の供給が滞ったため、韓国国内すべての工場で操業を停止することを決めるなど経済への影響が広がっています。
韓国のヒョンデ自動車は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国から部品の供給が滞り、４日から南部ウルサン（蔚山）にある一部の工場で操業を停止したことを明らかにしました。
７日までに、韓国国内に７つあるすべての工場で操業を停止する計画で、今月10日か11日ごろまで続く見通しだとしています。
韓国の通信社、連合ニュースは、ヒョンデ自動車が５日間にわたって、操業を全面的に停止した場合、推定で、日本円にして600億円前後の影響が出ると伝えています。
別の自動車メーカー「サンヨン（双竜）自動車」も4日から今月12日まで中部ピョンテク（平沢）にある工場の操業を停止すると明らかにするなど影響が広がっています。
こうした中、関係閣僚や、大統領府や与党の幹部らが５日朝開いた対策会議でも、「自動車などの主力産業への被害が予想される」といった懸念が示されるなど危機感を強めています。
中国製の自動車部品は世界各地にも輸出されていることから、供給が滞る状況が続けば、韓国だけでなく、日本をはじめ、ほかの国の自動車メーカーにも影響が出ることも予想されます。
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February 05, 2020 at 12:22PM
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韓国ヒョンデ自動車 工場を操業停止 新型肺炎で部品供給滞る - NHK NEWS WEB
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