Search

飲みやすい錠剤 ルーペ片手に革新技術 原点は町工場 - 朝日新聞デジタル

凄腕しごとにん

第一三共ヘルスケア 研究開発部 副主任研究員 望月裕介さん(44)

拡大する写真・図版製剤研究者の望月裕介さん=東京都品川区、村上健撮影

 薬の錠剤は、解熱などの薬効成分だけで出来ているわけではない。水を含むと膨らむ成分、のりの役割を果たす成分など、様々な「粉もの」で出来ている。こうした粉を混ぜ、飲みやすい大きさに仕上げる製剤の専門家だ。自らを「粉屋」と称する。

 とりわけ得意なのが、薬を薄さ0.04ミリの高分子膜で包む技術だ。本来は、中心の薬効成分が光で分解されるのを防ぐためのもの。しかし、厚みはそのままで膜にも薬効成分を閉じ込めるという、他社の追随を許さない技術の開発に成功した。

薬の表面、ルーペで観察

 新しい膜の開発には、数カ月かかる。まずは手作業の実験で、どんな条件ならうまくいくのか「レシピ」をつくる。最初は1キロ以下の少量で条件を固め、工場で再現できるように微調整しながら、最後は100キロ超の大量生産にもっていく。

 実験に使うのは、1辺が2メー…

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら

Let's block ads! (Why?)



"工場" - Google ニュース
May 31, 2020 at 04:21AM
https://ift.tt/3gAqMeN

飲みやすい錠剤 ルーペ片手に革新技術 原点は町工場 - 朝日新聞デジタル
"工場" - Google ニュース
https://ift.tt/2QqOfnV
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "飲みやすい錠剤 ルーペ片手に革新技術 原点は町工場 - 朝日新聞デジタル"

Post a Comment

Powered by Blogger.