【パリ=白石透冴】フランス製薬大手サノフィは16日、6億1千万ユーロ(約740億円)を投じて仏国内に製薬工場と研究所を作ると発表した。仏政府が後押ししており、新型コロナウイルスをきっかけに、製薬分野での他国への依存度を下げようとしている。
今後5年で4億9千万ユーロを使い、仏中部リヨン近くに製薬工場を作る。従来の工場は1種類のワクチンを生産するが、3~4種類を同時に作れる設備となるという。発表資料では、新型コロナも対象とするかは言及していない。
リヨン近くの別の場所には、予算1億2千万ユーロで研究所を整備する。ワクチン開発などを手掛け、新たなパンデミック(世界的な大流行)への対応力を高めることなどを目標とする。
仏政府も同日、ワクチンの生産能力拡大に1億2千万ユーロ、新型コロナのワクチン開発に8千万ユーロを支援すると発表した。サノフィは現在、新型コロナ向けに2種類のワクチン開発を進めている。
サノフィのポール・ハドソン最高経営責任者(CEO)は5月、同社が新型コロナのワクチン開発に成功した場合、米国に優先的に供給すると示唆した。仏政府が激しく反発し、同社が釈明に追われる事態となった。
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June 17, 2020 at 03:31AM
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新型コロナ:仏製薬サノフィが新工場 740億円投資、ワクチン生産強化 - 日本経済新聞
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