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キャンパスに残る陸軍の火薬工場 美術や工芸の実習室に [戦後75年特集] - 朝日新聞デジタル

 東京都板橋区の東京家政大学。緑豊かなキャンパスの敷地には、かつて「東京第二陸軍造兵廠(しょう)・板橋製造所」があった。製造所は1876年に開業、陸軍の火薬工場として使われていた。今も残る赤れんがの建物3棟は、溶剤回収室、乾燥室などとして使われていたとみられる。現在は美術・工芸・映像・デザインなどの造形表現を学ぶ学科の実習室などとして、学びの場になっている。

 大学は1881年に和洋裁縫伝習所として、いまの文京区に開設。1945年の東京大空襲で校舎が焼失したため、戦後の46年に今の場所に移った。赤れんがの建物3棟は、いずれも明治後期から大正初期に建てられたとみられる。

 3棟のうちの一つ、中庭に面した22号館の中に入ると、むき出しの鉄骨に当時の雰囲気が残っていた。新型コロナウイルスの影響で学生の姿は見られないが、作品が並ぶなか、教員らがオンライン授業の収録などをしていた。

 3棟は2007年に区の有形文化財に登録された。家政学部教授で同大博物館館長も務める手嶋尚人さん(59)は「大学内に戦跡が残っていることは、文化の担い手となる学生を育てることにもつながる。今後もうまく活用していきたい」と話した。(西畑志朗

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August 04, 2020 at 09:30AM
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