原子力規制委員会は9日、原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを、新たな核燃料に加工する日本原燃の「
日本原燃は工場を2022年度上期に完成させ、同年度下期以降の稼働を予定する。ただ、設備の詳細設計を審査する別の手続きが残っており、ずれ込む可能性が高い。総工費は当初予定の約1200億円から約3900億円に膨らんでいる。
MOX燃料工場は同じ敷地内にある日本原燃の「使用済み核燃料再処理工場」(今年7月に審査合格)と合わせ、国のエネルギー政策「核燃料サイクル」の中核施設だ。再処理工場で抽出したプルトニウムとウランを利用し、新燃料「MOX燃料」を製造する。
審査書によると、日本原燃は想定される地震の最大の揺れ(基準地震動)を引き上げ、耐震性を高めることにした。さらに、審査で焦点となった火災対策として、放射性物質を扱う部屋では、遠隔操作で消火剤を散布できる設備などを設置する。
核燃料サイクルでMOX燃料を通常の原発で使うことを「プルサーマル発電」という。工場が稼働すれば、MOX燃料製造を海外に委託する必要がなくなる。再稼働した国内原発のうち、MOX燃料を使えるのは4基だが、工場がフル稼働すると、毎年十数基分の燃料を加工できる。
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December 09, 2020 at 09:07AM
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MOX燃料工場の安全対策、規制委の新規制基準に「合格」 - 読売新聞
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