板倉滉との別れを惜しむシャルケ監督「彼の新しいクラブが羨ましい。そのクラブにたくさんの喜びを与えるはず」 - Goal.com

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】シャルケのマイク・ビュスケンス監督が、日本代表DFの板倉滉の退団についてコメントした。

シャルケのマイク・ビュスケンス監督は日本代表DF板倉滉との別れを惜しんでいるようだ。自身のインスタグラムで、「未だに信じられない」と綴った。

シャルケは5月31日、公式ウェブサイトを通じて昨夏にマンチェスター・シティからのレンタルで加わり、1シーズンでの1部復帰に大きく貢献した板倉の退団を発表。ルーヴェン・シュレーダーSD（スポーツディレクター）や選手本人のコメントを紹介しつつ、財政事情から同日まで有効だった買い取りオプションの行使を断念する決断を伝えていた。

そして、その数時間後にはシャルケのレジェンドでもあるビュスケンス監督が、自身のインスタグラムを更新。昇格が決まったあと、日本の国旗を羽織る自身と板倉がカメラに向けてサムズアップしている姿の写真を添え、以下のように胸中を告白した。

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「この写真が撮られたとき、私はまだコウと我々のチームカラーにともの未来が待っていると信じていた！しかしながら、確定してしまった。最後まで願っていたが、残念ながらコウとシャルケの道が分かれてしまうことになった。（完全移籍での獲得は）財政的に無理だからだそうだ。数年前まで、当時の責任者たちが眉をひそめさえもしなかった金額。正直、未だに信じられないよ」

「彼が去ることで我々はとても優れたプレーヤーに限らず、ファンタスティックなキャラクター、そして計り知れないほどの好感を持てる人物を失ってしまう。彼の新しいクラブが羨ましい。彼はそのクラブにたくさんの喜びを与えるはずだ」

「私はもう既に彼のことを恋しく思い、これからの道を進む彼を見守っていきたい。そして、彼はほかのたくさんのシャルカーと同様、ずっと私の心の中にいるだろう」

なおアシスタントだったビュスケンス氏は3月にシーズン終了までの暫定的な監督に就任。シャルケが今夏に迎える新監督はまだ決まっていないが、その下で再びアシスタントを務めることになる。

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