サッカー・ワールドカップ準々決勝(9日、カタール・ドーハ)アルゼンチンが2-2、PK戦4-3でオランダを下し、4強入りを果たした。FWリオネル・メッシ(35)=パリ・サンジェルマン=が1得点1アシストの活躍でチームを引っ張った。
これがメッシだ。これぞメッシだ。PKキッカーの1番手に立ったメッシは、ゆっくりとした助走から左足でゴール左に流し込んだ。ぼそりと揺れたネットを見て、両手を広げる。割れんばかりの歓声に包まれた会場が、勝ち上がりの雰囲気を作り出していた。GKマルティネスがオランダの1人目キッカーであるファンダイク、2人目のベルフハイスを連続セーブで勝負を決めた。
後半28分、PKスポットにゆったりとした助走で入り、左足を一閃。ゴール右に沈めてサポーターの声援を一身に浴びた。MFアクーニャが左サイドで倒され主審がPKスポットを指さすと、チームメートが次々とメッシに駆け寄ってタッチをかわした。欲しかった追加点のチャンスを託され、しっかりと決めてみせた。
前半35分には右から中央に運び、並び立つDFの間を通すスルーパスでアシスト。1得点1アシストで、W杯通算得点を節目の「10」に伸ばした。後半終了間際にオランダのトリックFKから同点に追いつかれたが、延長戦でも攻め続け、PKで4強入りを果たした。
自身が「最後のW杯」と示唆する大会で活躍を続け、優勝まであと2勝に迫った。この試合前に準々決勝でブラジルがクロアチアに敗れ、ライバル国のアルゼンチンサポーターは試合前から最高潮。南米最後の勝ち残りチームとして、最高の船頭メッシとともに優勝へ向け航海を続ける。
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