◆陸上 関東学生対校選手権 第2日(12日、神奈川・ギオンスタジアム相模原)
男子1部100メートル決勝で、東洋大の柳田大輝(2年)が10秒09(追い風3・1メートル)で2連覇を飾った。「複雑です。スタートから納得いかない部分が多かったので、自分としてはふがいない走りになってしまった」と振り返った。2位は10秒10で早大の井上直紀(2年)だった。
序盤で出遅れた柳田は、井上を追いかける展開に。「スタートは予選、準決勝よりも良くなかった。焦りが出て悪循環になってしまった」。中盤から着実にペースを上げ、最後は井上に競り勝ったが「自分のレースパターンに持ち込めなかった。9秒台は追い風参考で出なければ公認でも出ない。本当は今日、9秒台の速さを体験しておきたかった」と悔しさをにじませた。
それでも追い風参考記録をあわせ、10秒0台は自身初。「スピードに体が追いついていない。力の方向があっちに行ったり、こっちに行ったりしてしまった」という「バラバラな走り」でも好タイムを記録した。「これで10秒0台が出せるなら、本当にちゃんと走ったら9秒台は出ると思う」と手応えも感じている。
21日のセイコーゴールデングランプリ(横浜・日産スタジアム)では、昨年の世界選手権金メダルのF・カーリー(米国)や元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)、スタートダッシュが持ち味の坂井隆一郎(大阪ガス)ら強力なシニア選手との対戦が待っている。成長株の柳田は「少しでも上の順位を取らなければいけないと思っているので、まずは自分のレースをしっかり走りきる。最後まで自分の動きで走りきることが一番良いかなと思っています」と決意を新たにした。
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