陸上の日本選手権男子110メートルハードル決勝は、おととしの東京オリンピック代表の泉谷駿介選手が13秒04の日本新記録で大会3連覇を果たしました。
泉谷選手は、2位に入った高山峻野選手とともに、ことし8月の世界選手権の代表に内定しました。
陸上の日本選手権は、ことし8月に行われる世界選手権の代表選考を兼ねて、大阪市のヤンマースタジアム長居で開かれました。
大会最終日の4日、男子110メートルハードルの決勝が行われ、いずれもおととしの東京オリンピック代表で、日本記録保持者の泉谷選手や元日本記録保持者の高山選手などが出場しました。
レースは、向かい風0.9メートルの中で行われ、スタート直後は、高山選手がリードしましたが、中盤から泉谷選手が抜け出し、13秒04の日本新記録で大会3連覇を果たしました。
泉谷選手は、自身が持つこれまでの記録を0秒02更新しました。
高山選手は、13秒30で2位でした。
すでにことしの世界選手権の参加標準記録を突破していた泉谷選手と高山選手は、この大会で代表に内定しました。
泉谷「12秒台をねらっていきたい」
泉谷駿介選手は「スタートは前に出られなかったが、中盤以降、持ち味を生かせて、落ち着いてレースができた。向かい風でこのタイムが出たことは自信になる。調子をしっかり維持して、世界選手権で力を出せるように頑張りたい。12秒台をねらっていきたい」と話しました。
泉谷駿介選手とは
走り幅跳びや三段跳びといった跳躍種目もこなす、バネを生かした走りが持ち味で、おととしの日本選手権の男子110メートルハードルで当時の日本記録となる13秒06を出して優勝しました。
その年の東京オリンピックでは、この種目で日本選手として前回の東京大会以来57年ぶりに準決勝進出を果たしましたが、日本選手初の決勝進出はなりませんでした。
今シーズンは、先月の国際大会で自身が持つ日本記録に0秒01に迫る13秒07の好タイムをマークして優勝するなど、好調を維持してきました。
そして今大会で13秒04をマークし、2年ぶりに自身が持つ日本記録を更新しました。
代表内定の高山「ついて行くので必死 いいレースできなかった」
男子110メートルハードルで2位に入り、ことし8月の世界選手権の代表に内定した、高山峻野選手は「大会にピークを合わせることができたが、横の泉谷選手について行くので必死で、いいレースができなかった。代表に内定し、率直にほっとしている。まずは泉谷選手についていき、いい順位まで上げていきたい」と話していました。
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