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髙橋藍1発目のパイプからうまくリズムが作れてさらにいいプレーが出せたVNLキューバ戦後コメント - バレーボールマガジン

6月21日にオルレアン(フランス)で行われたバレーボールネーションズリーグ男子大会、日本vsキューバ戦後の髙橋藍選手のコメントをお届けする。

■髙橋藍(アウトサイドヒッター)
キューバ相手に3-0で勝てたというところで、自分たちがすごくいいプレーをできたんじゃないかなっていうところはあります。もちろん向こうはオフェンスの強いチームだったので、しっかりサーブのところから崩して、もう少しサーブで崩せる場面もあったかなと思います。少しミスがあった場面もあったので、そこは少し修正が必要かなってところは今日の課題として見えました。まず3-0でしっかり勝てたところはすごい良かったんじゃないかなと思います。

ー今日は14得点でチームベストスコアラーでした。いつも以上にパフォーマンスを発揮できた要因というのはご自身ではどう思いますか。

髙橋:そうですね、自分的には本当にいつもと変わらないような、常にハイパフォーマンスというところを意識してやってるんですけど、今日は昨日と違ってパイプが、関田(誠大)選手とのコンビネーションもそうですし、自分自身のヒットポイントであったり感覚ってところもすごく良かったです。自分自身パイプを得意としていて、1発目パイプでスタートしたので、そこからうまくリズムが作れて、さらにいいプレーが出せたんじゃないかと思っています。

ー途中アンダーでのフェイクセットと言えるビッグプレーがありましたが、あのときはどういう状況だったのでしょうか。

髙橋:特に何か考えたってわけではないですけど、本当にブレイクが必要な場面でしたし、しかも自分のサーブだったので、そこでブレイクを取れるか取れないかがすごく大事でした。もちろん最初はオーバーで行くつもりでしたけど、少しトスとの関係もあってアンダーが最善だったので、アンダーでのフェイクセットにあのとき瞬時に変えて、西田選手に託したって感じですね。

ー明日はブラジル戦ですが、どういうところが試合のポイントになってくると思いますか。

髙橋:サイドアウトの取り合いになるかなというところはあります。自分たちもそうですけど、本当にサーブを強く打ってくる選手が多いので。今日のキューバでもそうでしたけどキューバはミスが多かった。ブラジルがミスが多いチームかっていうとそうではなくて、やっぱりコンスタントにいいサーブが入ってくるチームなので、そこでサイドアウトが取れないと、相手にブレイクを与えてしまって、リズムが取れない。こちらが常にしんどい状況を作ってしまうって形になると思うので、やっぱりサイドアウトの頑張りがすごく重要になってくると思いますし、いかにそこでサイドアウトをしっかりとキープしつつブレイクをつなげていけるかというところがキーになってくるんじゃないかなと思います。

文・写真:堤敏樹

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