――最終追い切りは
「前に1頭置いて追いかける感じで、最後併せにいって余力残しで手応えを確かめながらゴールという内容。先週も水曜、金曜と乗せていただいているけど、その時よりも動きが素軽くなっているように感じたし、仕上がりに関しては抜群にいい。今朝は馬なりでゴール、先週はしっかり追ってゴール、そこが違ったかな」
――蒸し暑い時期になったが、馬の気配は
「非常に落ち着いているし、雰囲気は凄くいい」
――駐立の練習もしてきた
「昨年9月に手綱、初めて任せてもらってから結構、つきっきりでゲートの練習いっていた。最初の頃よりは駐立も良くなっているけど、そこは油断してはならないところで気にはしている」
――レースに乗れない時も調教をつけていた
「ゲートの難しさが元々あった馬。先生ともそこを改善していければレースでもいい走りができるんじゃないかということだったので、自分が競馬に乗る乗らない関係なしに、そこは先生とうまくコミュニケーションを取って、この馬自身が良くなっていけばということで乗せてもらっていた」
――実戦では菊花賞以来の手綱
「昨年G1でもいい走りしていたけど、今年は天皇賞・春でG1ホースになって、また手綱任せてもらえるのは非常にうれしいし、感謝している」
――ファン投票でも上位に入った
「自分のキャリアの中でもこれだけの票数を得る馬にG1で乗れるのは初めてのことなので非常に光栄」
――夏のグランプリはひと味違うか
「馬の上にいけば常に冷静に乗ればいいだけなので特に感情の変化はないけど、特別なレースだと思うので、そこはしっかり意識したい」
「当時と比べて馬体重も20キロほどパワーアップしているし、それに伴って走りのバランスだったり瞬発力、全てにおいてレベルが上がっている」
――相手関係も強力
「世界ランク1位の馬もいるけど、当然それ以外にもかなり豪華なメンバー。その中でG1ホースのジャスティンパレスに乗れるのは非常に楽しみ」
――今のジャスティンパレスへの期待
「競馬に絶対はない。やってみないと分からないと思っている。それ以外にもライバル関係見極めて集中して乗りたい」
――2200での走りは
「神戸新聞杯、同じ距離で勝っているのは乗る方としてはイメージは非常にいい」
――距離が短い方が弾けるか
「ペースも相手関係も違ったりするので。長い距離で今年2戦、強い競馬をしているけど、去年の神戸新聞杯も非常に強い競馬だった。距離の融通が利く、2200でも3000以上でもいい走りができるっていうレースセンスの良さ。レースセンスの良さで距離は融通が利く」
――馬場は良馬場がいいか、道悪がいいか
「どちらでも問題ない。条件はみんな一緒なので。天皇賞・春もパンパンの良馬場でもないし、昨秋の2戦はいい馬場。どちらでも走れている」
――枠は
「ゲートに関しては練習しているので問題ない。内か外かも他の馬の並びで変わってくる。現時点ではどこがいいとかはない」
――G1について
「もちろん勝ちたい気持ちは強いけど、馬にとっては関係ない。個人的な感情を持って馬の上に乗るというよりは、馬の上にいったら冷静にいつも通り騎乗するだけ」
――当日はどんな騎乗を
「できることはやってきた。週末まで無事にレースにいければ。人馬一体で頑張りたい」
――意気込みを
「たくさんのファン投票の票数をいただいて、そんな馬でG1に挑めるのは非常に光栄でうれしいこと。ファンのみなさま、関係者のみなさまに素晴らしいレースを見せられるように人馬一体で頑張りたい」
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