ドジャースが大谷翔平投手(29)と山本由伸投手(25)を獲得したことについて、同地区ライバルのダイヤモンドバックスでエースとして活躍する先発右腕ザック・ゲーレン(28)が「クレイジーだ」と反応した。

ドジャースは大谷とスポーツ史上最高額の10年7億ドル(約1015億円)で契約。山本とはMLB投手の史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約455億円)で契約合意した。

ゲーレンは地元アリゾナ州フェニックスのラジオ局「KMVP-FM」の番組に出演。ドジャースが大谷と山本を獲得したことに対するリアクションを聞かれ「オオタニ獲得はそんなに驚きではないけれど、契約の大きさには少し驚いた。彼が同じ地区に来るという予感はしていた。ドジャースはもちろん最有力だと思っていたし、ジャイアンツも可能性があったからね」とコメント。「ヤマモトについては詳しくは知らないけれど、信じられないほど優れた投手だ。ドジャースは資金を投じて最高のチームを作るという、やるべきことをやっているという感じ。ただあそこまで巨額の資金を投じるなんて、ちょっとクレイジーだね」と話した。

ゲーレンは今季、自己最多の17勝(9敗)を挙げ、防御率3・47をマーク。初の球宴に選出され、サイ・ヤング賞の投票では3位の票を獲得。チームはドジャースに次ぐ地区2位でポストシーズンに進出し、地区シリーズでドジャースを倒しワールドシリーズまで進出した。