クロースはEURO2024開幕戦のスコットランド戦に4-2-3-1のボランチで先発出場。立ち上がりから左サイドの低い位置を取り、2枚のCBと並んで攻撃の起点を担うと、前半10分に右サイドへのサイドチェンジをDFヨシュア・キミッヒに通し、これがMFフロリアン・ビルツの先制点につながった。
さらにクロースは前半17分にも冷静に相手の間を通す縦パスをMFイルカイ・ギュンドアンに届ける、ここからFWカイ・ハバーツを経由し、MFジャマル・ムシアラが2点目を記録。クロースは勝敗を大きく分ける2ゴールの起点となった。
そんなクロースに対しては前半30分すぎ、スコットランドFWチェ・アダムスがマンツーマン気味に対応。厳しい警戒体制が敷かれた。だが、その後は持ち場の左サイドの低めだけでなく、2枚のCB間や中盤中央に顔を出しながらマーカーを撹乱。結局、ハーフタイムまでに55本のパスを全て通し、パス成功率100%のまま前半を終えた。
さらに後半はダブルボランチの一角に配球力のあるMFパスカル・グロス(ブライトン)が入ったことで、クロースはより多くのパス回しに関与。縦パスを一度だけ相手にカットされはしたものの、後半35分に途中交代するまでの間、さらに46本のパスを成功させ、パス成功率101/102という驚異のスタッツで試合を終えた。
データサイト『オプタ』によると、クロースが記録したパス成功率99%は、100本以上のパスを試行した選手では記録の残る1980年以降史上最高の数値。現役引退を間近に控える34歳は衰えを全く感じさせず、歴史的パフォーマンスで自国開催に沸くドイツ代表を白星発進に導いた。
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