オイルシール世界大手、NOK(東京都港区)のインドネシア工場で、数十人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。保健所の協力を得て、先週に毎日数百人規模のPCR検査を実施して判明した。生産は継続している。 製造子会社NOKインドネシアの野口城二社長が1日、NNAの電話取材に対し明らかにした。同社は保健所の協力を得て、8月下旬からほぼすべての従業員に当たる1,247人にPCR検査を実施したところ、数十人の感染を確認した。検査は、西ジャワ州ブカシ県のMM2100工業団地にある工場内で先週中に終えた。陽性者と検査結果が出ていない従業員は自宅待機させた。保健当局含む新型コロナ対策本部(タスクフォース)が立ち会いを実施した上で操業継続を認めた。 NOKインドネシアは、国内での感染拡大とそれに伴う政府の「大規模な社会的制限(PSBB)」を受けて、減産体制を余儀なくされ、4月から従業員をコロナ禍前の約1,500人から1,270人まで縮小している。自動車に使われるオイルシールなど工業用ゴム製品の生産量はコロナ禍のピーク時で1日120万個。活動制限が厳しい一時期は同50万個まで落ち込んだが、受注が戻り8月は同90万個まで回復した。 受注に応じる体制は維持できており、仕入れ先とともに日系の自動車や二輪車、建機メーカーなど「販売先への影響はない」(野口社長)。販売子会社NOKインドネシア・セールスには感染者は出ていない。工場を閉鎖したとの報道があるが、野口氏は否定した。 ■最初の感染確認後、対策強化 野口社長によると、同社は社内の最初の感染者を確認後、8月初旬に社員が毎日、オンラインで健康に関する質問8項目に答える仕組みを構築。新型コロナの初期症状の有無や健康状態などに答えることで、感染リスクを自動診断できるようにした。 社員に自発的に答えさせる一環で2~3日ごとに質問内容を変えながら続けてきて、「ほぼ全員が毎日回答している」(野口社長)。これにより、感染が疑われる人をあぶり出して、日々数人にPCR検査を実施。その後の一斉検査につなげた。 野口社長は「遅かれ早かれ感染者は出る。迅速な報告、先手を打った措置が保健所に認められた」と述べた。 一方で野口社長は「工場内の感染対策は、ほぼやりきった。ただし会社は工場の外では無力。市中感染が怖い」と懸念も示した。 ブカシ県の工業団地ではここ数週間、スズキや韓国LG電子など複数の工場でクラスター(集団感染)が確認されている。
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September 02, 2020 at 09:31AM
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