フランクフルトのグラスナー監督 [写真]=Getty Images
フランクフルトを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、ホームで完敗に終わったナポリ戦を振り返ってコメントした。21日、UEFA(欧州サッカー連盟)が公式サイトで伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦・ファーストレグで本拠地にナポリを迎えたフランクフルト。MF鎌田大地らが先発したチームは、立ち上がりこそ良い時間帯を作ったものの、セリエAで圧倒的な強さを誇るナポリに次第にペースを奪われる。36分にはGKケヴィン・トラップが見事なPKストップで先制点を許さなかったものの、直後にボールロストからのカウンターで被弾すると、後半には主砲ランダル・コロ・ムアニが退場処分に。その後の65分にも追加点を奪われ、ホームで0-2という厳しい結果となった。
試合を振り返ったグラスナー監督は、ミスの多さについて嘆いたものの、厳しい試合展開ながら大量失点は免れたことで、逆転突破の希望が十分に残っているとの考えを口にした。
「相手は非常に良い20〜25分間を過ごし、その時間を生かした。同時に、我々はその時間帯にあまりに多くのミスをしてしまったんだ。そうして、特に我々が10人に減った時には、非常に苦しい状況になってしまったんだ」
「だから、そのような状況を考えると、0-2の敗戦は悪くないともいえるんだ。我々にはまだチャンスが残っているからね。素晴らしい試合ではなかったけど、まだ突破することはできる」
また、敵地でのセカンドレグについては、「は観光客としてナポリを訪れるつもりはない。もし先制点をあげることができれば、1-0になり、相手は少しナーバスになるだろう。だからそれが我々が描くシナリオだ」と、逆転でのベスト8進出への展望を語っている。
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