今月14日に初日を迎える大相撲夏場所の番付で、新たに関脇となった若元春が会見を行い「実感はわいていないが、今の番付を全うしたい」と意気込みを示しました。
29歳の若元春は、ことし3月の春場所で東の小結として臨み、得意の左四つの相撲で勝ち星を重ねて11勝4敗の好成績を収めました。
1日に発表された夏場所の番付で、新たに西の関脇となった若元春は記者会見に臨み、先場所まで関脇を務めた弟の若隆景に触れて「実感はわいていないが、一番近い存在の弟が戦ってきた地位に追いつけた。精いっぱい負けないように出し切りたい」と話していました。
夏場所に向けては、先場所の11勝を踏まえたうえで「今、出せる力を出しきれたからこその成績だと思うので、今の番付を全うする意識で臨みたい。ことしの目標としてきた三賞を取りたい」と意気込んでいました。
弟の若隆景は、ことし3月の春場所でひざのけがで途中休場し、夏場所では関脇から小結に番付を下げましたが、兄弟で関脇となるのは、平成5年夏場所の若ノ花と貴花田以来、史上4組目です。
若元春は「兄弟関脇という枠に2人で肩を並べて入ることができたのは光栄なこと。歴代の方々に恥じないよう、ただただ頑張らなければならない」と謙虚に受け止めていました。
また、ひざの手術を受けてリハビリをしている若隆景について「本人はストイックで努力型だ。絶対に戻ってくるので、そういうところでは安心して見ている」と話していました。
大相撲夏場所は、今月14日に東京 両国の国技館で初日を迎えます。
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