DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が、アリゾナ州在住の女性から性的暴行で新たに訴えを起こされたと、13日付のUSAトゥデー電子版が伝えた。女性は2020年、バウアーからレイプされ首を絞められて意識を失ったなどとして、370万ドル(約5億円)の賠償を求める訴えを起こした。さらに、自分を含めたすべての被害女性への謝罪も求めているという。

裁判所に提出された訴状によると、女性は妊娠し、バウアーから「生めば関係を解消する」などと言われ、暴力を振るわれたことなどが記されているという。

同紙によると、バウアー側は「妊娠は、お金を奪い取るための虚偽である」として、反訴している。

バウアーはドジャースに所属していた21年にカリフォルニア州サンディエゴ在住の女性に性的暴行で訴えを起こされ、不起訴となったがMLBの独自調査で194試合の出場停止処分を受けた。処分明け後はドジャースから契約を解除され、DeNAに移籍した。