［ロンドン １０日 ロイター］ - ホンダは１０日、物流の遅れによる部品不足で生産を停止した英南部スウィンドンの工場について、１４日の生産再開が視野に入っていると明らかにした。
英南部フェリクストウ港などの主要なコンテナ港は新型コロナウイルス流行による国際物流の混乱の影響を受け、コンテナが誤って配置されたり在庫が積み上がっている。クリスマスが接近し、欧州連合（ＥＵ）を離脱した英国の移行期間終了が年末に迫る中、ここ数週間で在庫はさらに増え、問題が悪化した。
ホンダは９日にスウェインドン工場の生産を一時停止。同工場が昨年生産した「シビック」は１１万台弱にとどまった。
スウィンドンでプレス加工部品を製造し、英南部オックスフォード工場で「ミニ」を生産する独ＢＭＷは、一部で輸送時間が長めになっているとした上で、両工場ともクリスマス休暇の稼働停止に入ったと明らかにした。生産や保守への影響はないという。
「当社は出荷スケジュールに影響を及ぼし得るさまざまな異なるシナリオに十分に備えている」とした。
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December 11, 2020 at 07:35AM
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ホンダ、英工場の14日再開を視野 物流の遅れで部品不足 - ロイター (Reuters Japan)
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