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【巨人】オリックス・鈴木康平と広岡大志のトレード成立 原辰徳監督「リリーフの先頭に立って」 - スポーツ報知

 巨人・広岡大志内野手(26)とオリックス・鈴木康平投手(29)の電撃交換トレードが17日に成立し、両球団から発表された。リリーフを厚くしたい巨人と右の内野手を求めるオリックスの思惑が一致。原監督は鈴木康について「リリーフの先頭に立ってやってもらえれば」と獲得の狙いを明かした。さっそく18日のヤクルト戦(神宮)の1軍試合前練習に合流予定。課題の救援陣の救世主として期待される。

 巨人が今季初のトレード補強でブルペン強化に成功した。広岡と1対1の交換でオリックスから鈴木康を獲得。原監督は「経験豊富な投手ですし、力もありますんでね。リリーフの先頭に立ってやってもらえればなと思います」と歓迎し、救援陣の一角に指名した。背番号は「32」に決まり、さっそく18日のヤクルト戦前に神宮で1軍合流予定。救世主として期待される。

 鈴木は昨年までK―鈴木の登録名でプレー。本名に戻した今季は1軍登板なしだが、2軍では先発、救援ともにこなしてきた。直近1週間はウエスタン・リーグでは3登板連続無失点。11日の中日戦(杉本商事BS)ではアキーノから全て150キロ超の速球で3球三振を奪い、13日のDeNAとの交流戦(同)も最速153キロで1回無失点と好投した。好調のまま巨人のユニホームに袖を通す。

 巨人戦で強烈なインパクトを残した過去もある。19年6月20日の交流戦(東京D)で先発。5回1死までノーヒットと快投した。6回に丸に2ランを浴び、8回途中4失点で敗れたが、当時の原監督が「非常に一つ一つの球種も素晴らしいし、緩急というか、うちの先発投手もあのくらい、クレッシェンド、デクレッシェンドというかね。素晴らしい投手だと思いました」と絶賛していた。

 出身は原監督が客員教授を務める国際武道大。指揮官は毎年1月に野球部員らを対象に千葉・勝浦キャンパスで授業を行うのが恒例となっている。「非常に体が大きい。彼の大学の監督さん(岩井監督)は私の(東海大の)先輩でもありますし、彼も僕の授業を聞いたと思う。何となく親近感も個人的にはありますしね」と“教え子”と同じチームになることを喜んだ。

 巨人はチーム防御率リーグワースト。8回がイニング別最多の27失点と苦戦しているが、三上や故障から復活した平内、育成契約だった中川が支配下登録、さらに1軍登録され17日のヤクルト戦に登板し、課題のブルペン整備が進む。その輪に鈴木康が加わり、救援陣の層がさらに厚くなった。(片岡 優帆)

オリ福良GM「内野けが人多い」 〇…オリックス・福良淳一GM(62)は、巨人から獲得した広岡について「二遊間を守れて、左投手にも強い。今年は打撃の状態もいい」と期待を寄せた。チームでは二塁のレギュラー候補だった太田が左手首を痛め、長期離脱の見通し。ベテランの安達も下半身のコンディション不良などで開幕からファーム。福良GMは「内野手にけが人が多く出ているので」と広岡獲得の理由を説明。巨人へ移籍する鈴木には「環境が変われば力を発揮してくれる」とエールを送った。

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